こんにちは!
今回の記事では、実際に湯西川温泉を訪れた体験をもとに、おすすめの温泉宿や観光スポットを紹介していきます。
この記事はこんな人にオススメ!
- 奥日光・湯西川温泉とはどんなところかしりたい
- 湯西川へのアクセスがしりたい
- 湯西川でおすすめの宿がしりたい
- 『湯西川温泉かまくら祭』についてしりたい
奥日光・湯西川温泉とは?

湯西川温泉(ゆにしがわおんせん)
— 平家伝説が息づく秘湯の里
栃木県日光市の北の山あいにある湯西川温泉は、800年以上の歴史を持つ古くからの温泉地です。
この場所は、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人(おちうど)たちがたどり着き、傷を癒やしたと伝えられており、今も「平家の里」として知られています。
名物は、囲炉裏でじっくり焼く「味噌べら」や、地元の大豆を使った「平家ゆば」などの落人料理(おちうどりょうり)。昔ながらの素朴な味わいが楽しめます。
冬の一番人気イベントは、毎年1月下旬から3月上旬に開かれる「かまくら祭」。雪でできたたくさんのかまくらが並び、夜にはライトアップされてとても幻想的な景色に。写真映えもバッチリです!
都内から湯西川温泉へのアクセス
都内から湯西川温泉へ行くなら、浅草駅から出ている特急列車を使うのが断然おすすめです!
特急「リバティ会津」などに乗って、まずは鬼怒川温泉駅または湯西川温泉駅へ向かいます。
そのあとは、路線バスに乗り換えて温泉街までアクセスできます。
全体の所要時間は、おおよそ3時間〜3時間半ほど。乗り換えもスムーズなので、思ったよりも快適に行けますよ。
お得に行くなら「日光マース(NIKKO MaaS)」をチェック!
交通費をできるだけ抑えたい人には、「日光マース」がおすすめ!
これは、東武鉄道が提供している観光向けのフリーパス&予約サービスです。
- 特急の予約がアプリで簡単にできる
- 指定区間内の公共交通機関がのり放題に!
- パスや観光施設の割引もついてくる!
うまく使えば、通常よりもかなりお得に湯西川温泉へ行けちゃいます。
特に週末や連休に行く予定の人は、早めにチェックしておくと◎。
「日光マース(NIKKO MaaS)」の使い方や購入方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
私が宿泊したおすすめの宿「本家 伴久(ほんけばんきゅう)」
湯西川温泉で宿泊したのは、老舗旅館「本家 伴久」。
創業1666年の歴史を持つ伝統ある宿で、趣のある木造の門構えや、囲炉裏(いろり)のある食事処など、まるで時代をタイムスリップしたような雰囲気が楽しめます。
川沿いの客室からの眺めも抜群で、温泉に浸かりながら四季折々の自然を堪能できるのが魅力。




静かで落ち着いた空間で、日々の疲れを癒したい方にぴったりのお宿です。
また、「本家 伴久」は、バスの始発・終点である「湯西川温泉(日光交通バス)」のバス停から徒歩約10分という便利な立地にあります。
バス停「湯西川温泉」から「湯西川温泉駅」までは約25分かかるため、バスで確実に座りたい方はこの「湯西川温泉」バス停から乗車するのがおすすめです。
始発なので、座席にも余裕がありますよ。
詳しい【本家伴久の宿泊レビュー】はこちらから
『湯西川温泉かまくら祭』
湯西川温泉の冬の風物詩「かまくら祭」は、日本夜景遺産に認定されているほか、関東三大夜灯(よあかり)や栃木七灯(しちとう)にも選ばれている、全国的にも有名な冬のイベントです。
開催期間は毎年1月下旬から3月上旬まで。
雪景色の中に無数の灯りがともされる幻想的な光景は、訪れる人を魅了します。
この祭りは主に2つの会場で開催されており、徒歩での移動が可能です。
(会場間おおよそ10分くらい)
降雪状況により開催時期は変わるので、以下のリンクから確認してください
沢口河川敷のかまくら祭
約1,500個のミニかまくらが川沿いに並び、ろうそくの灯りが幻想的な風景を演出します。
私が宿泊した本家伴久から歩いていくことも可能です(宿から河川敷までだと徒歩30分くらい)


平家の里会場
「平家の里」は、平家落人伝説にまつわる歴史を今に伝える野外博物館で、当時の生活様式や建物を再現した茅葺き古民家が立ち並ぶ施設です。
かまくら祭の期間中は、夜になると園内がライトアップされ、ミニかまくらはもちろん、大型のかまくらも登場。
雪と光に包まれた幻想的な世界が広がります。


入場料は大人1人510円(2025年2月時点)で、園内の見学や写真撮影が楽しめます。
湯西川旅行前に知っておきたいポイントとまとめ
湯西川温泉は、都内からのアクセスが良く、雪景色や日光観光が手軽に楽しめる人気の温泉地です。
特に「かまくら祭」が開催される冬場は非常に混雑するため、事前の準備がとても大切です。
- 特急券の予約は早めに!
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私自身、出発の2週間前に浅草発の特急を予約しようとしたところ、空席はわずか3席というギリギリの状態でした。
朝一で出発してお昼を湯西川で楽しみたい方は、1カ月前の予約がおすすめです。人気の時間帯はすぐ埋まってしまうので、計画が決まったら早めに手配しておきましょう。 - 雪道&寒さ対策も必須
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湯西川温泉は山間部にあるため、冬はしっかりと雪が積もります。
足元は滑りやすく、気温も都心よりかなり低いため、防寒具(手袋・ニット帽・滑りにくい靴など)をしっかり準備しておきましょう。 - バス代の節約には「日光MaaS」も便利!
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湯西川温泉駅から温泉街まではバスで移動しますが、片道で約1,000円程度かかるのも少し気になるポイント。
別記事でも紹介している「日光MaaS」を利用すれば、交通費を節約しつつ、特急の予約もセットでできて便利です。 - 臨時バス便もあるけれど、余裕をもった行動を
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かまくら祭の開催期間中は、臨時バス便も運行されますが、冬道や天候の影響でスケジュールが乱れることもあります。
当日は時間に余裕をもって行動することが大切です。バス時刻も事前に調べておくと安心ですよ。
旅の満足度は、こうしたちょっとした準備で大きく変わります。
せっかくの冬旅を快適に楽しむために、ぜひ参考にしてみてくださいね!
